「普段着として着物を楽しみたいけれど、着付けが難しそう…」 「和洋折衷コーデに興味はあるけれど、周りから変に思われないか不安…」
そんな悩みを抱えていませんか?
日本の伝統である着物ですが、実は「手持ちの洋服や小物」を合わせるだけで、着付けの知識がなくても誰でも簡単に可愛く着こなすことができるんです。ルールに縛られず、自分の好きなスタイルで楽しめるのが和洋折衷コーデの最大の魅力。
この記事では、普段から和洋折衷コーデを楽しんでいる筆者が、初心者でも絶対に失敗しない基本のやり方のコツや、これさえあれば一気におしゃれになる優秀アイテム8選を写真付きで分かりやすく解説します!
「タンスに眠っている着物がある」「もっと気軽に和のファッションを楽しみたい」という方は、ぜひ最後まで読んでお出かけの参考にしてみてくださいね。
初心者でも失敗しない!和洋折衷コーデの基本の「やり方」3つのコツ
和洋折衷コーデに正解やルールはありませんが、「なんとなく野暮ったくなってしまう…」という初心者の方向けに、これさえ押さえれば一気に垢抜ける3つのステップをご紹介します。
コツ①:インナーに「シャツ・ブラウス」を合わせる
着物の下に長襦袢(ながじゅばん)を着る代わりに、普段着ているシャツやブラウスを合わせてみましょう。
- スタンドカラー(立ち襟)やフリル・レース付きのブラウス: 衿元から少し覗かせるだけで、アンティーク調のモダンな雰囲気が作れます。
- タートルネックのニット(秋冬): 防寒対策になりつつ、着物をスタイリッシュに着こなせます。
首元に洋服の要素が入るだけで、着付けの衿の合わせ(角度)を細かく気にする必要がなくなるため、初心者さんに最もおすすめのテクニックです。
コツ②:足元は「ブーツ」やスニーカーでカジュアルに
和洋折衷コーデのハードルを一番下げてくれるのが、足元のチェンジです。草履(ぞうり)ではなく、普段履いているブーツやスニーカーを合わせます。
- 黒や茶色のレザーブーツ: 足元が引き締まり、大正ロマン風のレトロ可愛いスタイルが完成します。
- スニーカー: 一気にカジュアルダウンして、たくさん歩く史跡巡りや街歩きにもぴったりなアクティブスタイルになります。
靴を履くことで、着物の裾(すそ)をあえて短め(くるぶしより上)に短く着付けられるため、「歩いているうちに裾を踏んで着崩れてしまう」という心配も一切なくなります。
コツ③:「ベルト」を帯代わりに使ってウエストをスッキリ
「帯を結ぶのが難しくて、着物を諦めてしまう…」という方は非常に多いです。そんな時は、思い切って帯の代わりに「ベルト」を使ってみてください。
- 細めのレザーベルト: 着物の上からウエストマークするだけで、すっきりとした現代的なシルエットに。
- 太めのサッシュベルトやコルセットベルト: 帯のような存在感がありつつ、後ろ手で面倒な結び目を作る必要がありません。
お腹まわりがスマートに見えるだけでなく、洋服感覚でサッとホールドできるので、着付けの時間が劇的に短縮されます。
まずはこれをお手本に!筆者の和洋折衷コーデ実例
「和洋折衷コーデって、実際に着るとどんなバランスになるの?」とイメージが湧かない方のために、まずは私が普段楽しんでいるリアルなコーディネートを3つご紹介します。
どれも手持ちの洋服や定番アイテムを組み合わせた、真似しやすいスタイルばかりです。
実例①:矢羽根柄(やばねがら)着物×えんじ色袴でレトロモダンな女学生風

こちらは、大正ロマンな雰囲気漂う矢羽根柄の着物に、深いえんじ色の袴(はかま)を合わせたコーディネートです。
足元には黒のレザーブーツを合わせてキリッと引き締めました。袴を履くことで、着物の着付けが驚くほど楽になりますし、何より歩きやすいのがメリット。 後ろ姿もすっきり美しくまとまるので、明治〜大正時代のレトロな街並みや史跡巡り、お出かけにぴったりの王道スタイルです。
実例②:黒の幾何学レース着物×スタンドカラーブラウスで大人上品スタイル

一気に現代的でおしゃれな雰囲気になる、黒のレース着物を主役にしたコーディネートです。
衿元には白のスタンドカラー(立ち襟)のレースブラウスをインナーとして合わせ、首元に華やかさをプラスしました。カラフルでポップな帯をアクセントにしつつ、黒の羽織をさらりと羽織ることで、全体がゴチャつかずに上品な大人っぽさに仕上がります。 洋服感覚でカチッと着こなせるので、ホテルのランチや銀座などの洗練された街歩きにもよく映えます。
実例③:グリーンチェック柄着物×透け感羽織×厚底ブーツの軽やかアクティブコーデ

明るいグリーンのチェック柄(市松風)着物に、透け感のある黒の羽織を合わせた、遊び心たっぷりなコーディネートです。
衿元には上品なレースを覗かせつつ、足元にはあえてボリュームのある黒の厚底ブーツをチョイスしました。着物の裾を少し短めに着付けることで、厚底ブーツがしっかり見えて今っぽいバランス(黄金比)が作れます。 これだけ足元が歩きやすい仕様なら、砂利道の多いお城や神社仏閣、広大な史跡を1日中歩き回っても全く疲れません!
これだけでOK!和洋折衷コーデに大活躍するおすすめアイテム8選
ここからは、和洋折衷コーデに挑戦するならぜひ揃えておきたい、優秀なアイテム8選をご紹介します。手持ちの洋服と組み合わせるだけで、ガラリと雰囲気を変えられますよ。
ベースになる「和」の主役アイテム
① レース着物
まとうだけで一気に今っぽく、ガーリーな雰囲気になるのが「レース着物」です。伝統的な着物よりも軽やかで透け感があり、洋服用のブラウスやスカートとも相性抜群。お出かけ先でもパッと目を引く主役級のアイテムです。
② 袴(はかま)
「着物だとお腹まわりが苦しそう、歩きにくそう」という方に全力でおすすめしたいのが「袴」です。洋服のロングスカートのような感覚で履けるため、足さばきが良く、階段の昇り降りもラクラク。レトロな女学生風の可愛いスタイルが簡単に作れます。
③ 羽織(はおり)
着物の上からカーディガン感覚でサッと羽織れる「羽織」は、和洋折衷コーデの万能選手。実は、普段の洋服(タートルネックにロングスカートなど)の上から直接羽織るだけでも、簡単におしゃれな和モダンコーデが完成します。1枚持っておくと着こなしの幅がグッと広がりますよ。
垢抜け感をプラスする「洋服・小物」
④ シャツ・ブラウス
衿元や袖口からチラリと覗かせるインナーです。スタンドカラー(立ち襟)のものや、フリルやレースがたっぷりあしらわれたブラウスを選ぶと、顔まわりが華やかになりアンティーク感が引き立ちます。
⑤ スカート
着物の下(裾から見える位置)にロングスカートやプリーツスカートを重ねて履くテクニックです。着物の裾をあえて短めに着付けて、下からお気に入りのスカートの柄やフリルをチラ見せすると、上級者感のあるレイヤード(重ね着)スタイルになります。
⑥ ブーツ(★イチオシ!)
和洋折衷コーデの足元といえば、やっぱり「ブーツ」が王道です!
黒や茶色のシンプルな編み上げブーツ(レースアップブーツ)を合わせると、全体のシルエットがキリッと引き締まり、大正ロマンな雰囲気が完成します。
草履に比べて足が疲れにくいため、食事処の散策や新選組の史跡巡りなど、「たくさん歩くお出かけ」の日は私も必ずブーツを合わせています。 少しヒールがあるものを選ぶと、着物姿のスタイルがより良く見えるのでおすすめです。
⑦ 帽子
仕上げに帽子をプラスすると、コーディネートの完成度が跳ね上がります。秋冬ならベレー帽やハット、春夏ならストローハット(麦わら帽子)を合わせるのが定番。髪型をきっちりセットしていなくても、帽子をかぶるだけでおしゃれにまとまるのも嬉しいメリットです。
⑧ ベルト
「帯結びができない…」という方の救世主がベルトです。着物を腰紐で固定したあと、帯の代わりに太めのサッシュベルトやコルセットベルトを巻くだけ。後ろ手に結ぶ手間が一切なく、5秒でウエストマークが完了します。カチッとしたレザーベルトを使えば、モダンでマニッシュな格好良さも演出できます。
着付けができなくても大丈夫。手持ちの洋服から気軽に始めてみませんか?
和洋折衷コーデには、「こうしなければならない」という堅苦しいルールは一切ありません。伝統的な着物の美しさをリスペクトしつつ、自分の好きな洋服とミックスして自由に楽しむのが一番の正解です。
難しい着付けや小物を一から揃えなくても、手持ちのシャツやブーツを合わせるだけで、新しい和の世界が広がります。
まずはタンスに眠っている着物に、いつものブーツを合わせることから気軽に始めてみませんか?今度の週末は、あなただけの和洋折衷コーデで、素敵なお出かけを楽しんでくださいね!
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