いらない着物はどうする？高額買取からゴミ処分の方法まで徹底解説！

母や祖母が着ていた着物。
お嫁入りのときに作った着物。

今は着ていない着物が、箪笥の奥に眠っていませんか？

着物の処分に困っている方は必見！
今回の記事では、着物の捨て方や買い取って貰う方法を徹底的に解説していきます。いらない着物を処分して、箪笥も心もスッキリさせましょう。

着物の処分方法

ゴミとして出す、買い取ってもらうなど、着物を処分する方法はいくつかあります。具体的には、以下の4つです。

人に譲る

あなたの身近には、着物好きな方がいませんか？
あるいは身近にいなくても、フリマアプリに出品してみると「その着物が欲しいです！」という方がいるかもしれません。

自分にとってはいらない着物でも、誰かにとっては価値がある場合も多いのです。

ゴミとして捨てられてしまうよりも、誰かに着てもらったほうが着物も嬉しいかもしれませんね。

ゴミとして捨てる

シミだらけでとても着られない
においがきつい

そんな着物なら、ゴミとして捨てるのがいいでしょう。ゴミの分別については、自治体のルールに従ってくださいね。

リメイクする

着物としては着ないけれど、気に入っている柄だったり思い入れのある品だったりすることもありますよね。

そんな着物は、ぜひリメイクしてみてください。

バッグや小物、お洋服にするなど、リメイク方法はさまざま。新しく生まれ変わった姿で楽しむのもいいでしょう。

自分で裁縫はできないという方でも大丈夫。
持ち込んだ着物の生地をリメイクしてくれる着物屋さんもあるので、ぜひ活用してみてください。

売却する

着物として十分に着られる状態のいいものであれば、売却することをおすすめします。
同じ「処分」でも、ゴミとして捨てるよりお金になったほうが嬉しいですよね。

具体的な売却の方法を以下でお伝えします。

着物の売却方法

主な着物の売却方法は、以下の3つです。
それぞれのメリット・デメリットを解説していきます。

リサイクルショップ

まずあげられるのはリサイクルショップです。

直接お店に商品を持ち込むほか、家まで査定しに来てもらう出張サービスや商品を郵送できるサービスを行っているところもあります。

誰でも気軽に利用できる反面、鑑定するのは専門家ではないため、価値に見合った価格をつけてもらえない可能性もあります。

フリマアプリ

売り手と買い手が直接やり取りできるフリマアプリ。
出品も価格設定も自分で行えるのが魅力です。

しかし、なかなか買ってもらえなかったり、自分で梱包や発送をしなくてはいけないのが手間に感じるかもしれません。

専門業者

着物を売却する方法の中で1番おすすめなのは、専門業者に買い取ってもらうことです。

着物の知識を持ったスタッフが鑑定してくれるので、正当な価格で買い取ってもらえるでしょう。

ただし、なかには悪徳業者の場合もあるので、よく調べてから売却してください。下記では、厳選した3つのおすすめの業者をご紹介しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。

着物買取業者の選び方のポイント

着物を買取している業者は多いです。何を基準に選んだらいいか、迷ってしまいますよね。

そこで、着物買取業者を選ぶ際のポイントを3つご紹介します。

出張買取してくれる

1つ目のポイントは、出張買取をしてくれることです。

重い着物や大量の着物を持ち運ぶのは大変ですし、自宅まで来てくれる業者だと手間も時間もかからずに済みます。

また、自宅で着物を見てもらうことで、査定の際に細かい部分まで詳しく説明できるので、適正な価格で買い取ってもらえる可能性が高まります。

出張買取サービスを提供している業者を選ぶことで、手軽に着物買取を依頼することができますよ。

取引のキャンセルができる

2つ目のポイントは、取引をキャンセルできることです。

もし査定結果に納得できない場合や、他の業者と比較してみたい場合に、キャンセルができると安心です。

無理に取引を進められることがなく、自分に合った業者をじっくり選べるため、後悔しないですむでしょう。

取引のキャンセルが可能な業者を利用することで、納得のいく買取を行うことができるできますよ。

スピーディーに対応してくれる

3つ目のポイントは、スピーディーな対応をしてくれることです。

出張買取や査定、取引までの流れが早い業者は、効率的に着物買取を進められます。また、問い合わせにも迅速に対応してくれる業者は、信頼できると言えるでしょう。

スピーディーな対応を行う業者を選ぶことで、無駄な時間をかけずに着物買取を完了させることができます。

着物を高く買い取ってもらうコツ

せっかく着物を買い取ってもらうなら、高値がついたほうが嬉しいですよね。着物を高く買い取ってもらう場合、抑えるべきいくつかのポイントがあります。

ここでは、着物の状態の保持や、証紙・落款・証明書の保管、帯や小物との査定、早期の販売などについて解説します。

着物をきれいな状態で保管する

まず、着物をきれいな状態で保管することが重要です。

汚れやシミ、虫食いがあると査定額が大幅に下がることがあります。湿気や直射日光を避け、風通しの良い場所で保管しましょう。また、定期的に畳み直すことでシワや型崩れを防ぐことができます。

適切な保管方法を実践することで、着物の状態を良好に保ち、高額査定が期待できますよ。

証紙・落款・証明書をとっておく

次に、証紙・落款・証明書を保管しておくことがポイントです。

これらの書類は、着物の価値や希少性を証明するものであり、高額査定に繋がります。作家やブランドの名前がわかる書類があれば、査定額が上がることが期待できるので、大切に保管しましょう。

また、正確な情報が記載された書類を持っていることで、スムーズな査定が行われます。

帯や小物と一緒に査定に出す

帯や小物を一緒に査定に出すこともおすすめです。

セットで査定されることで、総合的な価値が上がることがあります。特に、帯や小物が高級品である場合、査定額に大きく影響することがあります。

一式揃った状態で査定に出すことで、より高額な査定が期待できるでしょう。

早めに売る

最後に、早めに着物を売ることが大切です。古くなるほど価値が下がることが一般的で、流行や需要も変わるため、タイミングが重要です。

長期間保管していると、虫食いやシミ、色あせが発生する可能性があり、査定額が低くなることがあります。また、早く売ることで、着物の状態が良好であることをアピールでき、買取業者から高評価を得られるでしょう。

手元にある着物を活用する予定がない場合や、相続などで不要になった着物がある場合は、早めに買取業者に査定してもらうことがおすすめです。その結果、高額で買い取ってもらうことができ、満足のいく取引ができるでしょう。