新選組ゆかりの【光縁寺】見どころやアクセス、実際に行ってきた感想も!

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新選組の屯所である八木邸・前川邸の近くに位置する「光縁寺」。数多くの新選組隊士も埋葬されており、新選組ファンから注目を集めているお寺です。

今回の記事では、

  • 八木邸と新選組の歴史
  • 八木邸の見どころ
  • 実際に行った方の感想

などを紹介していきます。

光縁寺は「見物・見学禁止」。参詣者のみ入ることが許されています。それを踏まえた上で、ぜひ参詣したいと思われた方は、この記事を参考にしてみてください!

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光縁寺とは?

光縁寺

多くの新選組隊士が眠っている「光縁寺」。
その歴史や、新選組との関わりについて解説していきます。

光縁寺の歴史

光縁寺は、浄土宗に属する由緒ある寺院で、知恩院の末寺です。

この寺院は1613年ごろに建立された歴史を持ちます。しかし、天明の大火により本堂や山門は一度失われました。

その後、1819年に本堂が、1846年に山門が再建され、現在に至ります。本堂には阿弥陀如来を中心に、観音菩薩と勢至菩薩が配されています。また、右側には善導大師 法然上人が祀られています。

光縁寺と新選組

光縁寺は、新選組の隊士たちとも深い関わりがあります。

この寺は、新選組の屯所であった八木邸や前川邸の近くに位置しており、多くの隊士がここに埋葬されています。寺の門前にはかつて新選組の馬小屋があり、隊士たちが頻繁に行き来していました。そのため、住職と新選組の隊士たちとの間には親交が深まったと言われています。

このように光縁寺は、新選組との歴史的な繋がりも持つ重要な場所なのです。

関連記事:【京都】新選組のおすすめ観光スポット8選!実際に行った感想も!

光縁寺に埋葬されている新選組隊士関係者

光縁寺に埋葬されている新選組隊士関係者をご紹介します。
漢字の表記は、光縁寺でいただいた資料に合わせています。

  1. 野口健司
  2. 葛山武八良橘憲章
  3. 山南敬介藤原知信
  4. 大谷良輔藤原義則
  5. 施山多喜人源泰朝
  6. 石川三郎源義元
  7. 松原忠司藤原誠忠
  8. 桜井勇之進平盛房
  9. 大石造酒蔵源守仲
  10. 河合耆三郎吉輝
  11. 小川信太郎平国行
  12. 谷三十郎藤原供国
  13. 柴田彦三郎忠興
  14. 市橋鎌吉藤原義次
  15. 田内知源重次
  16. 田中寅三菅原正久
  17. 眞明院照誉貞相大姉(沖田氏縁者)
  18. 矢口健一郎藤原定孝
  19. 冨川十郎藤原政行
  20. 中村五郎藤原政常
  21. 佐野七五三之助藤原重之
  22. 茨木司藤原信忠
  23. 加藤羆藤原定徳
  24. 藤堂平助宜虎
  25. 服部武雄良章
  26. 毛内有之助良種
  27. 伊東甲子太郎武明
  28. 宮川延吉頼温

光縁寺の詳細情報

開館日・営業時間

定休日なし
営業時間9:00〜17:00

拝観料

拝観料(供養料)100円

アクセス

住所〒600-8389 京都府京都市下京区綾小路通大宮西入四条大宮町35
アクセス京都市バス「四条大宮駅」より徒歩約3分

光縁寺の見どころ

実際に光縁寺に参詣してみて感じた、見どころをご紹介していきます。

山南敬介の墓

光縁寺には、新選組副隊長だった山南敬介の墓があります。

山南は、寺の瓦に彫られた「丸に右離れ三つ葉立葵」という家紋が自身の家紋と同じであることから、当時の住職である良誉上人と親しくなりました。この縁がきっかけで、新選組から脱走した後、切腹した山南を含め、多くの隊士がここに埋葬されるようになったと言われています。

山南が切腹した際の介錯は、彼の希望により沖田総司が務めました。その後、山南の遺体は光縁寺に安置され、今にその墓を見ることができます。

沖田総司縁者の墓

光縁寺には、新選組隊士の墓の隣にある、沖田総司の縁者とされる女性の墓もあります。

この墓石には「真明院照譽貞相大姉」という名が刻まれており、「沖田氏縁者」とも記されています。この女性は沖田の恋人、あるいは内縁の妻とも言われていますが、詳細は不明です。光縁寺の過去帳にも詳しい記録はなく、その真実は謎に包まれています。昭和51年に光縁寺が彼女の供養のためにこの墓を建立したとされています。

この墓は、沖田総司に関心を持つ人々にとって、特別な意味を持つ場所となっています。

ご住職の解説

「見物・見学はお断りします」という看板を尻目に、おそるおそる戸をくぐると「よく入ってこれたね〜」と迎えてくれた住職さん。

なにが冗談でなにが本当なのか分からないような、絶妙な口調で光縁寺のことや新選組のことを教えてくれました。

ご住職いわく「光縁寺に来てこそ真の新選組巡りである」。

近年は多くの新選組を題材にしたアニメ・漫画があり、その華々しいキャラクターに惹かれる方も多いでしょう。かくいう私も、新選組にハマったきっかけはアニメでした。

しかし、実際の彼らの多くは非業の死を遂げているのです。

光縁寺は見物・見学は禁止。参詣のみ許されています。敬虔な気持ちでお墓参りができる、貴重な空間となることでしょう。

光縁寺に行った方の感想

光縁寺 感想

実際に光縁寺に行った方の感想を紹介します。

やはり山南敬介ファンの方から注目を集めているようですね。
住職さんとのお話も、思い出深いものとなりそうです。

光縁寺にお得に行く方法とは?

車で行く場合の駐車場はどうしたらいい?

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京都には、新徳寺以外にも新選組の史跡がたくさんあります。
ぜひゆっくりと堪能してみてくださいね!

まとめ

新選組

今回の記事では、光縁寺の歴史や見どころ、実際に行った方の感想などを紹介しました。

光縁寺は、総長である山南敬介をはじめ、28人もの新選組関係者が埋葬されています。新選組好きなら、一生に一度は訪れるべき場所と言えるでしょう。

ただし、見物・見学は禁止です。参詣者のみ中に入れますので、くれぐれも遊びで行くことのないよう注意してください。

光縁寺の他にも、京都には新選組ゆかりの史跡が数多く残されています。

ぜひゆっくり時間を取って、その歴史を肌で感じてみてください!

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