都会の喧騒を忘れて、静かな時間を過ごしたい方におすすめなのが【白鳥庭園】。
名古屋市にありながら、東海地方最大級の池泉回遊式日本庭園として、四季折々の風景が楽しめます。この記事では、アクセス方法や駐車場の情報はもちろん、実際に訪れた感想も写真付きでご紹介。訪れる前に知っておきたいポイントをまとめました。
【白鳥庭園】とは?

【白鳥庭園】は、名古屋市熱田区にある東海地方最大級の日本庭園で、自然の美しさを感じながら散策できる人気スポットです。
庭園は池泉回遊式で設計されており、中部地方の地形をイメージした構成が特徴。たとえば築山は御嶽山、流れは木曽川、池は伊勢湾を表現しており、「水の物語」をテーマに作られています。
園内には、数寄屋造りの本格的な茶室「清羽亭」や、お抹茶と和菓子が楽しめる「汐入亭」もあり、季節ごとの風景とともに心落ち着くひとときを過ごせます。
春の花、秋の紅葉、冬の雪吊りなど、一年を通して異なる表情が楽しめるのも魅力のひとつです。
【白鳥庭園】の詳細情報

【白鳥庭園】の定休日や営業時間、アクセスについてお伝えします。
定休日・営業時間
定休日 | ・毎週月曜日(ただし月曜日が祝休日の場合は翌平日) ・年末年始(12月29日~1月3日) |
営業時間 | 9:00〜17:00(最終入場は16:30) |
入場料
1回 | 定期観覧券(1年間有効) | 徳川園との共通観覧券 | |
大人(中学生以下無料) | 300円 | 1,200円 | 480円 |
高齢者(名古屋市在住65歳以上) | 100円 | 400円 | 160円 |
アクセス
住所 | 〒456-0036 愛知県名古屋市熱田区熱田西町2-5 |
アクセス | 地下鉄名城線「熱田神宮西」駅より徒歩約10分 |
駐車場
駐車料金 | 普通自動車:300円 大型自動車:1,200円 自動二輪車・原動機付自転車:150円 |
収容台数 | 40台 |
【白鳥庭園】の見どころは?

【白鳥庭園】の見どころを2つご紹介します。
紅葉シーズンのライトアップ
【白鳥庭園】の見どころのひとつが、秋の紅葉ライトアップです。
園内にはイロハモミジやドウダンツツジなど約1500本が植えられ、紅葉の時期になると庭園全体が鮮やかな赤やオレンジに染まります。さらにこの時期からは雪吊りの風景も加わり、和の趣が一層深まります。
夜にはライトアップイベントが行われ、水面に映る「逆さモミジ」や昼間とは違う幻想的な景色が楽しめます。秋だけの特別な風景をぜひ体験してみてください。
春は桜のお花見
【白鳥庭園】の春の楽しみといえば、桜のお花見です。
3月下旬から4月上旬にかけて、ヤマザクラやシダレザクラなどが園内を彩り、まるで名古屋市内とは思えないほどの美しい風景が広がります。桜の見頃には「観桜会」も開かれ、着物姿での写真撮影や、庭園の桜を眺めながら抹茶を楽しめる「花見茶会」など、風情あふれるイベントが開催されます。
着物で来園すれば入園料が無料になる特典もあり、春の装いでのんびり過ごすにはぴったりです。
【白鳥庭園】に行ってみたレビュー

訪れたのは11月下旬の土曜日で、ちょうど紅葉シーズンとあって園内は多くの人でにぎわっていました。
例年より少し紅葉が遅れていたようで、葉は色づき始めといった印象でしたが、それでも庭園全体がほんのり赤や黄に染まり、美しい景色が広がっていました。
せっかくなので汐入亭でお抹茶を楽しもうと思いましたが、長蛇の列に驚いて断念。人気シーズンは早めの行動が良さそうです。
自然の中でゆったりとした時間を過ごせる、とても心地よい場所でした。
まとめ

【白鳥庭園】は、名古屋市内にありながら四季折々の自然をゆったり楽しめる癒しスポットです。
アクセスも便利で、春は桜、秋は紅葉ライトアップと見どころがたくさん。茶室やカフェもあり、和の風情にふれるひとときを過ごせます。
静かな時間を楽しみたい方や、季節を感じたい方にぴったりの庭園です。