新選組ゆかりの地はもう一通り巡ったという方、次は石碑だけが残る、ちょっとディープなスポットを訪れてみませんか?
有名な場所とは違い、ひっそりと佇む石碑は、新選組ファンならではの楽しみ方ができます。この記事では、実際に足を運んだ石碑を中心に、歴史を感じられる隠れた名所をご紹介。
人混みを避けながら、新選組の歴史を静かに感じられるスポットを巡ってみましょう!
伊東甲子太郎他数名殉難の地

油小路七条下る場所に位置する「油小路の変」跡地は、伊東甲子太郎や藤堂平助が命を落とした地として知られています。

伊東は1864年に新選組へ入隊し参謀として重用されましたが、尊王派の思想を持っていた彼は、次第に近藤勇との対立を深め、最終的に新選組を脱退し、御陵衛士を結成。しかし、近藤らによる謀略で伊東は暗殺され、その知らせを聞いた仲間も新選組に襲撃されました。藤堂平助もこの事件で命を落としています。
石碑は、伊東が絶命したとされる本光寺門前にあり、当時の悲劇を静かに語りかけています。歴史の影に隠れた場所を訪れることで、より深く新選組の物語を感じられるでしょう。
住所 | 〒600-8231 京都府京都市下京区油小路町281 |
アクセス | 「京都」駅より徒歩約9分 |
御陵衛士屯所跡

御陵衛士屯所跡は、八坂神社から高台寺へ向かう途中にある月真院に位置します。
1867年、伊東甲子太郎を中心に、彼と共に新選組を離脱した15名の御陵衛士がここを拠点として活動していました。伊東は、新選組と袂を分かち、孝明天皇の陵を守る目的で御陵衛士を組織。薩摩藩の支援を受けながら、勤王思想を広めようとしました。しかし、伊東は同年11月、近藤勇に招かれて接待を受けた帰り道、新選組隊士によって暗殺されるという悲劇に見舞われます。
この歴史的な場所を訪れることで、新選組との対立と御陵衛士の志を深く感じることができるでしょう。
住所 | 〒605-0825 京都府京都市東山区下河原町536 |
アクセス | 「祇園四条」駅より徒歩約12分 「京都河原町駅」より徒歩約14分 「東山」駅2より徒歩約15分 |
新選組 不動堂村屯所跡

新選組が西本願寺から移転した「不動堂村屯所跡」は、現在のリーガロイヤルホテルの正面に位置しています。
1867年6月15日、近藤勇らが幕府直参に取り立てられたわずか5日後、新選組はこの場所に移転。広大な10,000㎡の敷地には、幹部や隊士の部屋、馬屋、長屋、大浴場などがあり、まるで大名屋敷のような立派な構えだったといわれています。しかし、屯所として使われたのはわずか6カ月。その後、大政奉還や御陵衛士の粛清事件が発生し、新選組は伏見へ移転を余儀なくされました。

石碑には「事あらばわれも都の村人となりてやすめん皇御心 近藤勇」と刻まれており、当時の志を感じることができます。
住所 | 〒600-8237 京都府京都市下京区松明町600 8237 |
アクセス | 「京都」駅より徒歩約9分 |
新選組最後の洛中屋敷跡

新選組最後の洛中屋敷跡を示す石碑は、温泉付きのホテル「ハトヤ瑞鳳閣」の前に建てられています。
この石碑は、不動堂村屯所跡と同じく、新選組が最後に使った拠点を記念するために設置されたものです。ただし、屯所の正確な位置は未だ明確ではなく、北側に隣接する副碑にも、その位置がさらに西北にある可能性が記されています。

歴史的な背景や場所に不確かな部分が残るものの、この石碑は新選組ファンにとって、彼らが京都で過ごした最後の時期を偲ぶ重要なスポットです。
住所 | 〒600-8234 京都府京都市下京区南不動堂町 |
アクセス | 「京都」駅より徒歩約6分 |
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まとめ
新選組関連の石碑巡りは、ちょっとディープな京都散策にぴったりです。
有名スポットとは違って、静かに歴史を感じられる場所ばかりなので、自分のペースでゆっくり巡れます。この記事を参考に、隠れた石碑を見つけながら、新選組の足跡をたどる旅を楽しんでみてください!
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