「アートアクアリウム美術館GINZAに行ってみたいけれど、チケットの購入方法や所要時間がわからない」という方も多いのではないでしょうか?
そんなあなたのために、今回はチケット情報や所要時間、実際に訪れたレビューを詳しくご紹介します。
夏の暑さを忘れるような幻想的な世界を、存分に味わいましょう。
【アートアクアリウム美術館GINZA】とは?

アートアクアリウム美術館GINZAは、さまざまな種類の金魚が優雅に舞い泳ぐ水槽作品を、光や音楽、香りで演出するアート体験が楽しめる場所です。
江戸時代から続く金魚鑑賞文化を、現代の芸術作品として再現し、水槽の造形美や空間演出が一体となって、独特の幻想的な世界を作り出しています。
アートアクアリウム美術館GINZAでは、国内認定品種や天然記念物を含む約100種類の金魚が展示されており、その美しさを最大限に引き出すための照明や音響、香りの演出が施されています。シーズンごとに演出が変わり、日本の春夏秋冬の移り変わりを感じさせるような展示も行われています。
訪れるたびに異なる雰囲気を楽しめるこの美術館は、金魚の魅力を多角的に味わうことができる場所です。
【アートアクアリウム美術館GINZA】の詳細情報

アートアクアリウム美術館GINZAの定休日や営業時間、アクセスについてお伝えします。
定休日・営業時間
定休日 | 不定休 (銀座三越の休館日に準じる) |
営業時間 | 10:00〜19:00 |
アクセス
住所 | 〒104-8212 東京都中央区銀座4丁目6−16 三越新館 8階 9階入場口 |
アクセス | ・東京メトロ銀座線・丸の内線・日比谷線「銀座駅」A7出口すぐ ・東京メトロ有楽町線「銀座一丁目駅」(9番出口)より徒歩約5分 ・都営浅草線・東京メトロ日比谷線「東銀座駅」銀座駅方面 地下通路経由で徒歩約2分 ・JR「有楽町駅」(中央口・銀座口)より徒歩約9分 |
駐車場
銀座三越「地下4階駐車場」「西銀座駐車場」が利用可能。
美術館へ入場のお客様は、駐車券1枚につき1時間無料(西銀座駐車場は1時間半無料)のサービス券あり。
ミュージアムショップでは、別途下記お買いあげ金額に応じたサービス券もあり。
2,000円以上…1時間無料(西銀座駐車場は1時間半無料)
5,000円以上…2時間無料(西銀座駐車場は2時間半無料)
30,000円以上…4時間無料(西銀座駐車場は4時間無料)
【アートアクアリウム美術館GINZA】のチケット情報
チケット料金
Web限定入場券 | 2,500円 |
当日券売機入場券 | 2,700円 |
※大人1名につき、小学生以下の子供2名まで入場無料
【アートアクアリウム美術館GINZA】の所要時間

アートアクアリウム美術館GINZAの所要時間は、通常40分から1時間程度です。
しかし、展示をじっくりと鑑賞したい場合や写真撮影を楽しむ場合は、2時間から3時間ほど滞在することも可能です。ゆったりと時間をかけて楽しむことで、幻想的な空間を存分に満喫できるでしょう。
【アートアクアリウム美術館GINZA】の展示内容と見どころ
アートアクアリウム美術館GINZAでは、金魚をテーマにした独自のアート作品が展示されています。
各展示は光や音楽と調和し、幻想的な雰囲気を演出しています。館内には多様な金魚の展示があり、それぞれ異なる美しさを持つ金魚たちを楽しむことができます。
ここでは、実際に私が撮った写真とともにそれぞれの見どころをご紹介していきます。
金魚の回廊

「金魚の回廊」は、寺社建築の回廊をイメージした展示です。
立ち並ぶ金魚の列柱が無限に広がるように見える空間で、和柄で装飾された台から下をのぞき込むと、さらに奥深い広がりを感じられます。この独特な演出により、訪れる人々は一瞬で幻想的な世界に引き込まれます。
金魚蒐集

金魚蒐集では、普段目にすることのない珍しい品種の金魚が、種類ごとにアートギャラリーのように展示されています。
ライティングの演出が金魚を様々な角度から際立たせ、一つ一つの金魚の美しさをじっくりと堪能できます。訪れるたびに新しい発見があるでしょう。
金魚の滝

金魚の滝は、淡い光の中で波打つように連なる水の壁が特徴的な作品です。
静かに流れ落ちる水の裏側に回ると、目の前に金魚たちが舞い泳ぐ姿を見ることができます。まるで滝の中で金魚が泳いでいるかのような幻想的な光景が広がり、訪れる人々を魅了します。
金魚の石灯籠

金魚の石灯籠は、神社仏閣に灯りをともす石灯籠をモチーフにした作品です。
日本を代表する石材である御影石を使用し、灯籠の火袋部分が水槽となっています。その中で泳ぐ金魚たちは、まるで灯火のようにゆらめき、静かな和の雰囲気を醸し出しています。
障子リウム

障子リウムは、雪見障子をモチーフにした作品で、室内から庭園の季節の移ろいを楽しむことができます。
京都大徳寺の塔頭弧篷庵にある茶室「忘筌席」の下吹き抜け障子にインスパイアされており、障子越しに広がる金魚の世界を楽しめます。金魚たちの動きが、障子越しの柔らかな光と共に、静かで美しい景観を作り出します。
新金魚品評

新金魚品評では、低い四角形の水槽内で優雅に泳ぐ金魚たちを上から眺めて鑑賞できます。
水面に顔を出す金魚たちの姿が印象的で、側面には美しい着物の帯が装飾されています。この展示は、金魚の持つ無限の可能性と美しさを感じさせる、永遠の世界を表現しています。
手毬リウム

手毬リウムは、日本の伝統的な遊具である手毬をテーマにした展示です。
多彩な糸で織られた美しい紋様の間から、優美に泳ぐ金魚たちが姿を見せます。十八の手毬が壁一面に飾られた空間は、まるで手毬が舞うような楽しさと美しさを体感できます。
お面蒐集

お面蒐集では、神代からの歴史を持つお面を展示しています。
これらのお面は祭祀や儀式などで用いられてきたもので、伝統工芸品として世界中で高く評価されています。美術館が独自に時間をかけて蒐集した歴史あるお面の数々が、訪れる人々を魅了します。
花魁帯舞(OBIMAI)

花魁帯舞(OBIMAI)は、巨大な金魚鉢「花魁」を基に、躍動的に舞う帯をイメージした作品です。
背後には提灯の明かりが灯り、和の趣を感じさせる幻想的な空間が広がっています。この展示は、伝統的な和の美しさと現代のアートが融合した魅力を堪能できます。
提灯リウム

提灯リウムは、日本の伝統的な照明である「祭り灯籠」をモチーフにした作品です。
球体の提灯が拡大レンズの役割を果たし、金魚が大きく見える効果があります。静かな空間に連なる提灯は、祭りの後の参道を思わせ、懐かしさと美しさを同時に感じられる展示です。
金魚の竹林

金魚の竹林は、水と光の泡の柱が立ち並び、その中を無数の金魚たちが舞う作品です。
まるで竹林の中にいるような静寂さと、優雅に泳ぐ金魚の美しさが調和した特別な空間が広がっています。この展示は、光に包まれた幻想的な景色を楽しめる場所です。
猪目リウム

猪目リウムは、古来より魔除けや福を招く意味を持つハート形の文様「猪目」をモチーフにした展示です。
この猪目模様を模した窓が水槽となっており、その中で金魚たちが優雅に泳いでいます。窓から見える風景の中で泳ぐ金魚たちが、伝統的な和の美しさを一層引き立てています。
花魁花舞(HANAMAI)

花魁花舞(HANAMAI)は、水槽作品「花魁」が並ぶ空間を様々な花で彩った華やかな展示です。
金魚と花が織り成す優美で華やかな空間は、訪れる人々を魅了します。花に囲まれた没入感のあるこの空間で、幻想的な体験を楽しめます。
ミュージアムショップ

ミュージアムショップでは、アートアクアリウム美術館GINZAでの思い出を持ち帰るためのグッズが揃っています。
日本の老舗店とのコラボ商品や、ここでしか手に入らないオリジナルの金魚グッズ、和風アクセサリーなど、多彩なアイテムが揃っています。
実際に行ってみた!【アートアクアリウム美術館GINZA】の体験レビュー

7月下旬の日曜日にアートアクアリウム美術館GINZAを訪問しました。
当日券で入場できたものの、夏休み中ということもあってかなりの人出がありました。しかし、館内の展示はゆったりと鑑賞でき、「前に進めない」とか「展示が見えない」という状況はありませんでした。
展示は美しく照明や音楽との調和が素晴らしく、金魚たちが泳ぐ姿をじっくり楽しめました。特に印象的だったのは幻想的な空間演出で、時間を忘れて没頭してしまいました。
アートと金魚が織りなす幻想的な空間を存分に楽しむことができ、大変満足できる体験となりました。
口コミをチェック!訪問者の感想まとめ

アートアクアリウム美術館GINZAに行った方の口コミをご紹介します。
夏のイベント中は浴衣を着ていくのがおすすめ

夏のイベント中にアートアクアリウム美術館GINZAを訪れるなら、浴衣がおすすめです。
9月25日まで開催される特別企画「夏のアートアクアリウム2024 華映え金魚祭」では、浴衣で来館するとオリジナルの竹製うちわがもらえます。このキャンペーンは昨年も大好評で、今年は新しいデザインのうちわが用意されています。
浴衣で訪れると、展示と浴衣が美しく映え、一層特別な体験になります。うちわは数量限定なので、早めの訪問がおすすめです。
まとめ

アートアクアリウム美術館GINZAは、美しい金魚と幻想的な空間が楽しめる特別な場所です。
チケットは当日券もあり、所要時間は約1時間から2時間が目安です。夏のイベント中は浴衣での来館がおすすめで、特別な体験がさらに充実します。
ぜひ一度訪れて、独特のアートと文化を堪能してみてください。